本話より漢字マンダラの各字について、その意味を説明していく。まず今回はマンダラの中心にある「天・地・人」を囲む四文字(変・知・理・道)から話を進めていきたい。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年3月号『わたしとわたしたちのこれから』に記載された内容です。)
本誌「マーケティングホライズン」の編集委員長・片平秀貴さん。自らが取材をしたり、執筆したりすることはあっても、自身が責任者という立場の冊子において、「インタビューを受ける機会」というのは、当然ながらこれまでにはありませんでした。今回のテーマは「わたしとわたしたちのこれから」。片平さんはこれについてどう考えているのか、本誌編集委員の見山謙一郎、子安大輔の両名がぜひ聞いてみたいということで、異例のインタビューとなりました。
連載にあたって
マーケティングの重要な要素の一つは、その企業の思いを顧客に「伝える」ことである。日本のマーケティングでは、欧米を下敷にしているせいか、横文字(あるいはカタカナ)が多用されがちだ。日本には、「伝える」ことに対して、漢字というとても便利な表意文字がある。「伝える」を、あらためて考えてみると、漢字の奥深さに気づかされる。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年1月号『わたし的マーケティング論』に記載された内容です。)
「わたし的マーケティング論」なので、文字通り「わたし」の話から始めたい。実は今に始まったことではないのだが、わたしは自分の職業を問われた際にいまだにわかりやすくひと言で答えられない。決定打の表現がないのだ。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年12月号『中国のお一人様経済圏』に記載された内容です。)
企業人として上海や北京に駐在した際に、とても魅力的な“お一人様”たち(男性、女性)と出会った。容姿端麗、社交性もあり学歴・社会的ステータスも伴った彼ら・彼女らが何故結婚しないのだろうと、不思議で仕方が無かった。そんな筆者自身の疑問を解き明かすために、本稿執筆を機会に、12名の“お一人様”に率直な質問をぶつけてみた(※ 対象者および調査方法を本稿末尾に記す)。
[質問項目]
(Q1)何故、独身経済が広がっていると思いますか?あなた自身と友人の状況に基づき率直に教えてください。
(Q2)何にお金を使いたいですか?どんなサービスがあれば嬉しいですか?
(Q3) 独身でいることの困りごとや不安はありますか?どのように解消をしていますか?
(Q4)独身者向けにサービスを行う企業へのアドバイスをお願いします。
※調査対象者と方法については、本記事文末参照。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年1月号『新型でいこう』に記載された内容です。)
2011年3月11日。津波ですべてが流されて平らな地面だけが残った映像のショックは10年経った今でも忘れることができません。今回のコロナ禍は人々の心にどのような変化をもたらしたのか。われわれは、人々のナマの声を直接聴こうと2020年10月に関東、関西計7283人に対しすべて自己記入式の調査を行いました。
■コロナ禍で「地面だけが残った」
この調査は、2019年2月、2020年1月に行った「ブランド生態調査」の枠組で行いました。これは衣・食・住・情報など11の領域で「好意を持つブランド」3つまでとそれぞれについて「その好意の理由」を自己記入で答えてもらうもので、それに加えて今回は特別に「コロナ禍の中での思い」を聞きました。特に2020年1月と比較して今回の結果の顕著な特徴は以下の2点です。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年1月号『新型でいこう』に記載された内容です。)
2020年は荒手の「新型」に世界中が振り回され、今尚、先が見通せず、予断を許さない状況の中にあります。そんな中、ホライズン2021年1号のテーマが「新型でいこう」に決まったのですが、素朴な疑問が浮かびました。それは、そもそも「新型」って何なのか?ということです。勿論、定義は人それぞれで、時と場合によっても捉え方が変わってくると思います。「新型」について、あれこれ考えてみました。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2020年12月号『コロナの炙り絵@LIFE』に記載された内容です。)
既に人々は折り合いを付けながら「withコロナ」の暮らしをおくっています。先行きの見えない不安の中で、感染予防策とともにある新たな暮らし方や楽しみ方。わたしたちの消費は、なんだかんだしぶといものです。