公益社団法人日本マーケティング協会について
公益社団法人日本マーケティング協会は、わが国が戦後の復興からようやく成長期に入ろうとする昭和32年、産業界の先達によりいち早く創設されまし た。以来、当協会は産学協同の下にマーケティングの理論と技法の研究、教育、普及に努め、わが国の経営の近代化と産業の発展に力を注いでまいりました。
現在、世界的視野に立って事業内容を飛躍的に拡充するとともに、北海道から九州まで協会組織の全国化を実現、マーケティングのナショナルセンターとして活力あふれる活動を展開しています。
マーケティングの定義
マーケティングとは、企業および他の組織1)がグローバルな視野2)に立ち、顧客3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動4)である。
日本マーケティング協会 1990年
1)教育・医療・行政などの機関、団体などを含む。
2)国内外の社会、文化、自然環境の重視。
3)一般消費者、取引先、関係する機関・個人、および地域住民を含む。
4)組織の内外に向けて統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに係わる諸活動をいう。
マーケティングの定義作成の経緯についてはこちらの資料をご参照ください。
ご挨拶
新たな価値創造を提案するマーケティング
藤重貞慶
公益社団法人 日本マーケティング協会 会長
マーケティングとは、「顧客の欲求と満足を探り、創造し、伝え、提供することにより、その成果として利益を得ること」だと説明されています。それ故に、マーケティング活動は企業の持続的成長を支え、競争を勝ち抜くための力の源泉であり、経営者にとって最も関心のある活動のひとつといえます。当協会は2007年10月に創立50周年を迎え、この間、マーケティングの普及、啓蒙を通して、日本のビジネス界に多大な貢献を果たしてきました。
近年は物質的には豊かな時代になってきたこと、価値観の多様化を受けて、顧客の求めるものも変容しており、潜在需要の掘り起こしが大変難しくなってきた時代といえます。また、ボーダーレス世界の進展により激しい競争社会が到来しています。
このような時代の変化に対応した新たな価値創造を提案するマーケティング活動のあり方を、会員各位の皆さまとともに考え、実りある協会活動を推進していきたいと考えております。
マーケティング問題に対応する専門組織として
内田和成
公益社団法人 日本マーケティング協会 理事長

現代のマーケティングは、時代とともに移り行く社会や市場の課題を取り込み、最適な価値のソリューションを創造・提供していく役割を担っています。しかし、経営の最重要テーマであるマーケティングが関わる分野は、今後共、ますます広範・多岐にわたり、その専門性を深めています。
日本マーケティング協会は、これらの難しい諸課題の解決に向け、実業界、学会、官界を中心に、各メンバーが革新的な知識や創造的な知恵を開発・共有・伝播して、より質の高い社会への貢献を行う役割を担っています。
日本で唯一の総合的マーケティング問題に対応する専門組織としての当協会へ倍旧のご支援をお願いいたします。
その他協会の概要
日本マーケティング協会のその他協会概要につきまして、下記をご参照ください。