───人間は本来ならば平等に生きる権利があるわけですが、現実には、例えば性差、年齢的なもの、病気、ケガ、家庭環境など、あまり公平じゃない部分があります。それらに対して何とか解決の糸口を見出して、そして誰もが皆幸せに包まれる明るい未来をめざしていきたいと思っているのではないでしょうか。
そうした中で今回、さまざまな性差による広告表現の不適切さの是正など多彩な取り組みをされている「アンステレオタイプアライアンス(Unstereotype Alliance)」の活動について国際的に活躍をされている石川雅恵さんに具体的な活動の概要や今後へのお考えをお伺いしたいと思います。
ねんど職人+アイドル⇒“ねんドル”という新結合のイノベーションを創造し、粘土をテーマにしたアーティスト、教育者、パフォーマーとして新境地を切り開いてきた岡田ひとみ氏に、ご自身がどう革新・進化してきたか、そして、子どもの喜びと創造性を育む活動について、お話をうかがいました。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年8月号『愛と美しさを 信じ、守り抜く 〜私たちのゆずれない姿勢〜』に記載された内容です。)
「看護はひとつの芸術(an art)であり、それは実際的かつ科学的な、系統だった訓練を必要とする芸術である」
- - -これは近代看護の創始者、フローレンス・ナイチンゲールの言葉です。
この「看護はひとつのアート」という言葉は国際協力NGOである世界の医療団にも通じます。世界の医療団の歴史は1979年、ベトナムの共産党政権を逃れて海をさまようボートピープルへの医療支援を行うため、フランス人の医師ベルナール・クシュネルが彼らの現状を世界に伝える「光の島号」プロジェクトを実施したことから始まりました。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年8月号『愛と美しさを 信じ、守り抜く 〜私たちのゆずれない姿勢〜』に記載された内容です。)
継ぐ為の読み替え
創業者である父の助けになりたいという純粋な想いは、猛烈なアレルギー反応と共に持続可能な道を模索し始める。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年1月号『わたし的マーケティング論』に記載された内容です。)
結局「マーケティング」とは何だろう?
「マーケティングとは愛」。随分と昔のことだが、村田昭治さんという慶應義塾大学の偉いセンセイのメッセージをたまたま見かけたときに、まったくその意味が理解できなかったのを覚えている。ただし、そのときは自分がまだ中学生だか高校生だったはずなので、それは当然だ。むしろピンと来ていたら、そのほうがよほど怖い。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年7月号『制約上等!』に記載された内容です。)
制約は時にヒトの心に火をつける。限定アイテムと聞いた途端に欲しくなるし、一日20食限定と言われれば並びたくもなる。恋愛だって何かしらの制約や障害があってこそ燃え上がるのが常である。「ロミオとジュリエット」も何の制約もない若者の初恋物語だったら420余年を経て今に残りはしない。ハードルがあってこそ、感情は動き出すものなのだ。今回は数々の制約を巧みに織りなし、輝き続けている制約の総合芸術・宝塚歌劇について述べたい。
舞台に立つための残酷な関門
宝塚歌劇はコロナ禍直前まで年間約300万人の観劇人数、100%を越える稼働率を誇る日本でも有数のエンタテインメントだ。多くの人が知っている通り、最大にして最重要な制約が女性だけが舞台に立てること。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年6月号『アルコール・ダイバーシティ』に記載された内容です。)
『酒のほそ道』という漫画作品がある。1994年から実に25年以上も連載が続いていて、発行された単行本は49巻に達する。この作品では、主人公が酒場で、家で、日々酒やつまみを楽しむ様子が面白おかしく、そして読者の共感を得るように描かれている。作品から透けて見えるのは、酒や酒場に対する作者自身の愛そのものだ。作者のラズウェル細木さんにお話をうかがった。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年6月号『アルコール・ダイバーシティ』に記載された内容です。)
日本人の半数以上は、実はお酒を飲まない。それなのに飲まない人は、いまだにハラスメントを受けていたり、飲食店でないがしろにされていたりする。しかしこのことを裏返して見れば、ノンアルコールの市場には、まだまだ開拓の余地があるとも言える。そんな「飲まない人の市場」を「ゲコノミクス」と名付けて、開拓を提唱しているレオス・キャピタルワークス代表の藤野英人さんにお話をうかがった。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年5月号『土地の地力 魅力度ランキングかい? 実はすごいぞ群馬県 』に記載された内容です。)
死は幸福なものなのだと感じた
だから群馬県高山村に移住した
自身の死生観や在り方に大きな影響を与えたのは祖父だった。ここは群馬県高山村。人口約3,600人の小さな村。 自宅の『カエルトープ』というお店を家族で運営しながら移住定住コーディネーターの業務を村から請けおっている。そして昨年の10月ごろ“在る森のはなし”というタイトルのプロジェクトをスタートした。