(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年5月号『土地の地力 魅力度ランキングかい? 実はすごいぞ群馬県 』に記載された内容です。)
死は幸福なものなのだと感じた
だから群馬県高山村に移住した
自身の死生観や在り方に大きな影響を与えたのは祖父だった。ここは群馬県高山村。人口約3,600人の小さな村。 自宅の『カエルトープ』というお店を家族で運営しながら移住定住コーディネーターの業務を村から請けおっている。そして昨年の10月ごろ“在る森のはなし”というタイトルのプロジェクトをスタートした。
(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年5月号『土地の地力 魅力度ランキングかい? 実はすごいぞ群馬県』に記載された内容です。)
退職率35%、平均年齢58歳だった旅館が変われたきっかけ
「先輩たちが、人によって教えることがバラバラで、その人のやり方と違うと怒られる」これは今から約10年前、1年足らずで辞めてしまった新入社員に言われた言葉だ。親の代から引き継いだ旅館業。熱意を持って取り組んできたのだが、半年間で85人いたスタッフのうち30人が辞め、従業員の高齢化も進んでいたこともあり、倒産すると噂になるくらい悲壮感が漂う宿だった。