(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年1月号『わたし的マーケティング論』に記載された内容です。)

年が明けて22年が始動しました。この2年間はコロナ禍の関係で様々な制約与件の中での暮らしを強いられる時があったと同時に、企業や組織体にとっては「あり方」そのもの、個人にとっては生活様式や価値観を根底から覆す時であったように思います。テレビやパソコンのスイッチをオンにすればコロナの恐怖を伝える報道、政治の世界では相も変わらず「お金」や「権力闘争」、また環境問題ではエゴ剥き出しの議論と精神衛生上プラスとなるような情報は数少ない感がありました。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年1月号『わたし的マーケティング論』に記載された内容です。)

「モダン建築の京都」という展覧会を京都市京セラ美術館で観た。明治維新後、東京への遷都により天皇や公卿がこぞって東京に移り、一度は衰退した京都が、近代化の中で復興を成し遂げた際に造られた数々の建築物を通じて、その発展の歴史を振り返るという展覧会だ。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年1月号『わたし的マーケティング論』に記載された内容です。)

「わたし的マーケティング論」なので、文字通り「わたし」の話から始めたい。実は今に始まったことではないのだが、わたしは自分の職業を問われた際にいまだにわかりやすくひと言で答えられない。決定打の表現がないのだ。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2022年1月号『わたし的マーケティング論』に記載された内容です。)


結局「マーケティング」とは何だろう?


 

「マーケティングとは愛」。随分と昔のことだが、村田昭治さんという慶應義塾大学の偉いセンセイのメッセージをたまたま見かけたときに、まったくその意味が理解できなかったのを覚えている。ただし、そのときは自分がまだ中学生だか高校生だったはずなので、それは当然だ。むしろピンと来ていたら、そのほうがよほど怖い。

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年12月号『中国のお一人様経済圏』に記載された内容です。)

 

企業人として上海や北京に駐在した際に、とても魅力的な“お一人様”たち(男性、女性)と出会った。容姿端麗、社交性もあり学歴・社会的ステータスも伴った彼ら・彼女らが何故結婚しないのだろうと、不思議で仕方が無かった。そんな筆者自身の疑問を解き明かすために、本稿執筆を機会に、12名の“お一人様”に率直な質問をぶつけてみた(※ 対象者および調査方法を本稿末尾に記す)。

 

[質問項目]
(Q1)何故、独身経済が広がっていると思いますか?あなた自身と友人の状況に基づき率直に教えてください。
(Q2)何にお金を使いたいですか?どんなサービスがあれば嬉しいですか?
(Q3) 独身でいることの困りごとや不安はありますか?どのように解消をしていますか?
(Q4)独身者向けにサービスを行う企業へのアドバイスをお願いします。

※調査対象者と方法については、本記事文末参照。

 

(こちらの記事は、マーケティングホライズン2021年12月号『中国のお一人様経済圏』に記載された内容です。)

全世界的に今、話題となっているZ世代は大きく中国の消費をも変えようとしている。しかし、その消費行動の基本となるものはその育ってきた環境に大きく左右される。日本や欧米と違うところは、Z世代のほとんどが一人っ子であるということだ。そしてその両親は多くが一人っ子ではなく、兄弟のいる世代なのだ。

トップに戻る