年末年始のお出かけは5割にとどまる。 何もしないゆっくり派も多数。

この年末年始はカレンダーの巡りもよく、長いお休みを取った方も多かったことと思います。皆さんは、お休みをどう過ごしたのでしょうか。この年末年始の過ごし方について、全国の男女5,400人を対象に調査をしました。

 

調査結果

 

◇この年末年始「お出かけ」したのは約半数(図1)

この年末年始に帰省や旅行、初詣など、遠出や外出(日常的な買い物以外)をした人は54.6%と半数程度でした。外出目的は買い物や実家への帰省が多く、特に小さいお子さんを持つ方は夫婦それぞれの実家に帰省した人が他層より多くなっています。一方、独立したお子さんのいる方ではご家族を迎える方が多かったようです。

 

◇自宅では「大掃除や片付け」より「ゆっくりくつろぐ」(図2)

家ではテレビを見たり、家族だんらんなど、家でくつろぐという方が多く、予想通りでした。以前は年末年始の風物詩でもあった「大掃除」や「片付け・整理整頓」は、いずれも3割弱という結果でした。女性40代では「大掃除」「片付け・整理整頓」をした人が多めですが、それでも3割をやや上回る程度です。掃除や片付けより、年末年始はゆっくり休むという人の方が多いようです。

 

◇「家族と過ごせた」「ゆっくりできた」が年末年始を充実したものに(図3)

年末年始の満足度を10点満点で聴いたところ満足度の高い人が半数弱、まあまあの人も4割程度でした。「8~10点」の高得点をつけた人は、「家族と過ごせた」「ゆっくりできた」「充実した年末年始だった」などとコメントしています。家族が集まって顔を合わせられるのはお互い健康だからこそ。ご家族と和やかに過ごせた方は、充実した年末年始を過ごせたようです。

 

R&D's View


◇「何もしない」という贅沢なお休み

この年末年始は海外旅行に出かけた人が昨年より増えたと聞きましたが、全体から見れば少数です。それより長いお休みを利用して帰省したり、久しぶりに会う友人と遊びにでかけたり、はたまた家で普段できないことをしたりということがあったのかと思いきや、案外ゆっくりくつろいだという人の方が多かったようです。

今は、遠くの家族や親戚といつでも顔を見て電話をすることもできますし、連休も増えていますし、働き方改革で長期の休みも取りやすくなっているので、力んで休みを満喫する必要はないのかも知れません。それより、日々のストレスから開放されてのんびり過ごす方がよほど贅沢な休日の過ごし方なのかも知れません。

 

クリックして拡大(図1~3)

 

その他の調査データを含め、無料ダウンロードデータ集「年末年始の過ごし方に関する調査」には、以下の内容を掲載しています。

●年末年始の外出と家族の来訪について(性年代別、ライフステージ別)
●年末年始の公共交通機関やクルマを使った外出の目的(性年代別、ライフステージ別)
●年末年始に自宅でおこなったこと(性年代別、ライフステージ別)
●年末年始に自宅で何を誰とおこなったか(行動別)
●年末年始に自宅で誰と過ごしたか(性年代別、ライフステージ別)
●年末年始の満足度(10点満点)とその理由

 

調査概要

 

調査対象

全国20~69歳、ネットリサーチモニター男女

調査手法

インターネット調査

調査実施期間

2020年1月15~17日

サンプル数

合計 5,400サンプル
調査実施機関 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント

サンプル数内訳

 

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<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」

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