(こちらの記事は、マーケティングホライズン2019年6月号『バトンを託す』に記載された内容です。)
2011年3月11日に起こった東日本大震災。この年、都内の多くの大学は、卒業式と入学式を中止し、新学期のスタートを1ヶ月遅らせた。多くの学生が、社会全体が変わることを感じ、緊張感に満ちたこの年、次世代人財塾・適十塾(てきとじゅく)が本格的な活動を開始した。
適十塾は21世紀を担う若者に実社会というフィールドを提供する、アクティブラーニングの取り組みそのものだ。「適十塾」の名前は、幕末から明治維新にかけて、多くの人財を輩出した緒方洪庵の適塾から一字をいただいた。「適十」は「適当」のもじりで、良い加減の真面目さと、いい加減の軽やかさを意味している。
この学生団体の最大の特徴は、卒業がないことだ。学生時代、指導にあたる教員からバトンを託された塾生は、卒業後もバトンを見守り続けるが、次のバトンは後輩の塾生(学生)に託されることになる。学生時代は教員からバトンを託され、そして社会人になった今、学生にバトンを託す彼らは、学生時代のリアルな学びについて、何を思っているのか?
ここでは当時の学びが、今、どのように繋がっているか、彼らの生の声から、卒業のない学生団体の現在地を紹介したい。
事業内容
インターネットサイト『出前館』の運営、及びそれに関わる事業
会社情報 | |
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会 社 名 | 夢の街創造委員会株式会社 |
設立 | 1999年9月 |
代 表 者 | 代表取締役社長 中村 利江 |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区久太郎町三丁目6番8号御堂筋ダイワビル8階 |
ホームページ | https://www.yumenomachi.co.jp/ |