(こちらの記事は、マーケティングホライズン2020年9月号『DX の虚と実:Do or Die』に記載された内容です。)

 

Knowledge@Whartonに掲載の“ Why Digital Transformations Fail: The Surprising Disciplines of How to Take Off and Stay Ahead ”の著者Tony Saldanha 氏へのインタビューの全訳

 

マッキンゼーの調査によると、全産業のデジタルへの変換(=デジタルトランスフォーメーション(DX))は1.7兆ドル規模の大きな市場だが、今なお実に70%にものぼる試みが失敗に終わっているという。Tony Saldanha氏は、明確な目標の設定とそれを達成するための統制が取れたプロセスが欠けていることが、この失敗率の高さの主な原因になっているとみている。

混乱させるような難しい業界用語も問題だという。Tony Saldanha氏はP&G(Proctor&Gamble)のグローバルビジネスサービス事業部長を経て、現在は企業のデジタルシフト戦略を支援するコンサルティングファームTransformantの代表取締役を務める。

今回は、彼の新著であるWhy Digital Transformations Fail: The Surprising Disciplines of How to Take Off and Stay Ahead(なぜデジタルトランスフォーメーションは失敗するのか ~変革を軌道に乗せ、優位性を保つための意外な方法とは~)にも記されている、DXの問題点とその解決法についてお聞きした。

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