年末年始、親から子へ2万8千円、子から親へ1万5千円の支出

年末年始は、何かと出費が多いもの。子から親へ、親から子へ、どれだけお金を使ったのでしょうか。この年末年始に公共交通機関・クルマでお出かけした人、家族・親戚が自宅に訪ねて来た人に親子間での支出について調査をしました。

 

調査結果

 

◇年末年始、子から親への支出は平均約15,000円(図1、2)

この年末年始、親への贈り物やおもてなしに使った費用は、「1万円未満」「1万円~3万円未満」という人がともに4割と多く、平均で15,154円でした。末子が中高生までの子育て層では平均よりやや低くなっています。生活費や教育費など色々お金のかかる時期ですし、子供を連れて双方の親御さんに顔を見せるとなれば、お土産を用意したり、外食費をもったり、お金を包んだりと多少の気遣いはするものの、親のために使えるお金は抑え気味になるのかもしれません。

 

◇この年末年始、親から独立した子への支出は平均約28,000円(図1、2)

親から独立した子のために使ったお金の平均は、子から親への支出の約1.8倍の27,804円でした。迎える側は、「お年玉・おこづかい」や「家での飲食費」にお金がかかっています。中には外食費を負担したり、お土産を渡す親もあるようです。年末年始という特別感もあって、ついつい財布の紐も緩みがちになってしまうのでしょう。

 

◇交通機関のチケット手配や宿泊先の予約、20~30代はスマホ/タブレット、40代以上はPCで(図3)

交通機関のチケットと宿泊先手配の方法を年代別に見ると、ウェブ利用の際に20~30代はスマホ/タブレットを利用する人が多いです。最近は多くのシニアがインターネットを使えるようになっているため、60代でもウェブで手配する人が多いですが、画面の小さなスマホやタブレットでの予約は苦手なのか、PC経由の方が多くなっています。

 

R&D's Small Talk


◇お金はかかったけど、家族で過ごせて楽しい年末年始

移動の交通費だけでなく、お土産やお年玉、外食など、何かとお金が出る時期ではありますが、長い冬休みで、思った以上に出費してしまったという人も多いようです。とは言え、出費が年末年始の満足度を下げているということはありません。「家族と過ごせた」「ゆっくりできた」が年末年始の満足度を上げています。今年の年末年始は、ちょっとお金がかかってしまったけど、「充実した休みだった」ということではないでしょうか。

 

クリックして拡大(図1~2)

 

無料ダウンロードデータ集「年末年始の親子間消費に関する調査」には、以下の内容を掲載しています。

●年末年始の支出額~子から親へ、親から独立した子へ~(性年代別、ライフステージ別)
●年末年始の親子間での消費の費目~子から親へ、親から独立した子へ~(性年代別、ライフステージ別)
●年末年始の総合満足度(親への支出あり層、独立した子への支出あり層)
●年末年始の満足度理由(支出関連コメント)

 

調査概要

 

調査対象

全国20~69歳、ネットリサーチモニター男女 ・年末年始に公共交通機関やクルマで外出した
・家族・親戚が自宅に訪ねて来た人且つ、親への支出あり
・独立した子への支出あり

調査手法

インターネット調査 

調査実施期間

2020年1月15~17日 

サンプル数

【親への支出あり】合計 1,747サンプル
【独立した子への支出あり】合計 500サンプル
調査実施機関 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント 

サンプル数内訳

【親への支出あり】 合計 1,747サンプル

【独立した子への支出あり】 合計 500サンプル

 

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<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」

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