開催にあたり
2021年はコロナ禍2年目を迎えました。生活やメディア利用行動にコロナはなおも影響を与え続けていますが、一方で新たな日常も回復しつつあります。1年延期された「東京2020オリンピック・パラリンピック」も無観客ではありましたが、無事開催されました。最大の流行だった第5波は収束したものの、新たな変異株が見つかるなど、2022年もコロナから自由になれそうにありません。コロナ禍で何が変わり、何が変わらなかったかを改めて整理し、コロナと共存する日常に向けて、新たな一歩を踏み出さなければなりません。
このような課題意識のもと、『情報メディア白書2022』(2022年2月末日刊行予定)では「コロナ禍2年目の現在 ~メディア接触行動の変化とコロナ共存の日常」を特集し、いまおさえておくべきメディアにまつわるトピックスを豊富なデータによって整理しています。本セミナーでは白書の内容の一部ご紹介と、その他当ラボで進めるさまざまなリサーチ結果を発表しつつ、コロナ禍以降のメディアの動向を占う場としていきたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
情報メディア白書2022セミナー 「コロナ共存の日常を拓くメディア環境の変化」 |
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Section.1 |
コロナ禍2年目のメディア接触行動とコネクティッドTVの利用動向 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令され多くの人が外出を控えるなど、2021年は引き続き基本的な生活行動はコロナ禍の強い影響を受けました。本セッションでは長引くコロナとの共存生活の中でどのようにメディア接触行動が変容したかを確認します。さらに、テレビスクリーンを巡る競争の主戦場となるコネクティッドTVでのネット動画視聴の実態に関する電通メディアイノベーションラボ調査の結果等をもとに、メディアとオーディエンスの現在そして今後の関係について考えます。 奥律哉 氏 ㈱電通 電通メディアイノベーションラボ統括責任者 森下真理子 氏 ㈱電通 電通メディアイノベーションラボ 主任研究員 |
Section.2 15:00‐15:50 |
バズでみるTOKYO2020、バズでみるテレビ番組分析 AIの登場によって、いわゆる「ソーシャルリスニング手法」が格段の進化を遂げようとしています。従来の「量」だけでなく、どんな人たちが投稿していたかの「層」、どんな投稿内容だったかの「質」を、手間をかけずに詳細分析できるようになります。本セッションでは、TOKYO2020オリンピックへの国民反応がどのように推移していったかを先行分析事例としながら、ビデオリーチ社と開発中の「ぜんぶのテレビ番組のSNS反応を翌日までにAI推定で確認できるシステム」についても紹介予定となっています。デジタル時代におけるテレビの新指標です。 谷内宏行 氏 ㈱電通 ソリューションクリエーションセンター シニアクリエーティブディレクター |
Section.3 |
「TikTok売れ」から考えるSNSマーケティングの新展開 2021年はTikTokが日常に根付き、企業・ブランドのマーケティング活用はもちろん、クリエイターの情報発信、テレビ局などメディア各社の活用などに広がりを見せました。日経トレンディが発表する2021年ヒット商品ランキングの1位に「TikTok売れ」が選出されたことも大きく報道されています。ここでは、そのTikTok旋風から見えてくるSNSマーケティングの新しい展開について解説します。なお、本セッションはTikTok活用についての新刊(天野彬著、書名未定、2022年、世界文化社刊)の内容に準ずるものです。 天野彬 氏 ㈱電通 電通メディアイノベーションラボ 主任研究員 |
Section.4 16:40‐17:00 |
Q&Aとラップアップ 当日はSli.doを活用して随時質問を受け付けます。 いただいた質問に講師全員でお答えしながら、ラップアップを行います。 |
*テーマ内容および登壇者は都合により変更の場合もございます。予めご了承下さいます様御願い申し上げます。
講師 |
㈱電通 電通メディアイノベーションラボ統括責任者 奥律哉 氏 ㈱電通 ソリューションクリエーションセンター シニアクリエイティブディレクター 谷内宏行 氏 ㈱電通 電通メディアイノベーションラボ 主任研究員 森下真理子 氏 ㈱電通 電通メディアイノベーションラボ 主任研究員 天野彬 氏 |
参加要項 |
*会場でのご参加の場合とオンライン参加の両方が選べます 日 時:2022年 3月15日(火) 14:00~17:00 会 場:公益社団法人 日本マーケティング協会 アカデミーホール 〒106-0032 東京都港区六本木3-5-27 六本木YAMADAビル9階 TEL(03)5575-2101
参加料:JMA会員社 1名33,000円(消費税 『情報メディア白書2022』(17、600円)、 『ビジネスはスマホの中にあるショートムービー時代のSNSマーケティング』(2,000円)を含む) 一 般 1名38,000円(消費税 『情報メディア白書2022』、17,600円) 『ビジネスはスマホの中にあるショートムービー時代のSNSマーケティング』(2,000円)を含む) *追加ご参加で「情報メディア2022」不要の場合 JMA会員社 1名 20,000円(消費税含む) 一般 1名 24,000円(消費税含む) (締切 3月10日 JMA会場での受講の場合 定員80名) オンライン参加の場合 定員なし
申込先:公益社団法人 日本マーケティング協会 担当:竹原 FAX(03)5575-0626 〒106-0032 東京都港区六本木3-5-27 六本木YAMADAビル TEL(03)5575-2101 e-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 |
開催日時 | 2022年03月15日 14:00 |
終了時間 | 2022年03月15日 17:00 |
定 員 | 無制限 |
参加費 | 会員 33,000円(税込)/ 一般 38,000円(税込) |
会 場 | 東京本部 |