漢字

第1話の冒頭で、「今年の漢字」の話をした。昨年(‘22年)の一位には「戦」が選ばれた。その年の2月にロシアがウクライナ侵攻を開始したことで、戦争の恐ろしさを目の当たりにした年の世相を表す一文字と言える。過去三年の一位の漢字を並べると「令」「密」「金」である。’19年に元号が令和に変わり、’20年に新型コロナウイルス感染症が始まり、’21年に東京オリンピックが開催されたことが、漢字一字から思い出される。

漢字マンダラでは、“変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの左上部は “道”に繋がる漢字群である。“道”を生み出すには、あるいは“道”に対応するには2つのアプローチがある。一つは“想”であり、もう一つは“徳”である。今話では、“徳”を実現するのに必要な “倫”、“悟”、“哲”、“根”、“軸”、“遍”という6つの要素(文字)を語ってみる。

漢字マンダラでは、”変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの左上部は “道”に繋がる漢字群である。“道”を生み出すには、あるいは“道”に通じるには2つのアプローチがある。一つは“想”であり、もう一つは“徳”である。本話では、“想”を実現するのに必要な “兆”、“真”、“情”、“温”、“感”、“愛” という6つの要素(文字)について述べる。

漢字マンダラでは、基本となる“変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの左下部は “理”に繋がる漢字群である。“理”を生み出すには、あるいは“理”に対応するには2つのアプローチがある。一つは“和”であり、もう一つは“調”である。本話では、“調”を実現するのに必要な “流”、“順”、“統”、“動”、“静”、“対”という6つの要素(文字)の話をする。

漢字マンダラでは、“変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの左下部は “理”に繋がる漢字群である。“理”を生み出すには、あるいは“理”に対応するには2つのアプローチがある。一つは“和”であり、もう一つは“調”である。今話では、“和”を実現するのに必要な“美”、“芸”、“総”、“幹”、“性”、“循”という6つの要素(文字)の話をする。

漢字マンダラでは、”変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの右下部は “知”に繋がる漢字群である。“知”を生み出すには、あるいは“知”に対応するには2つのアプローチがある。一つは“考”であり、もう一つは“結”である。“考”については前話(第5話)で述べたので、今話では、“結”を実現するのに必要な”経”、“緯”、斜”、“連”、“協”、“包”という6つの要素(文字)の話をする。

漢字マンダラでは、”変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに通じる漢字群を配置した(図1)。マンダラの右下部は “知”に繋がる漢字群である。“知”を起こすには、あるいは“知”に対応するには2つのアプローチがある。一つは“考”であり、もう一つは“結”である。そして、今回の話では、“考”を実現するのに必要な”望”、“観”、“問”、“論”、“繋”、“熟”という6つの要素(文字)を選んだ。

漢字マンダラでは、”変”、“知”、“理”、“道”に対して、それぞれに繋がりのある漢字群を配置した。“革”の項で既に述べたように、“変”を起こす、あるいは“変”に対応するには、2つのアプローチ:“革”と“創”がある。今回は、“創”および、“創”を実現するのに必要な“夢”、“質”、“異”、“転”、”断”、“技”という6つの要素(文字)について話を進めていく。

漢字マンダラでは、金剛界マンダラの四仏に相当する”変”、“知”、“理”、“道”に対して、大小さまざまな仏菩薩と神々に相当する漢字を配置した(図1)。マンダラの右上部は “変”に繋がる漢字群である。“変”を起こすには、あるいは“変”に対応するには2つのアプローチがある。一つは“革”であり、もう一つは“創”である。そして、“革”を実現するのに必要な“価”、”蛻”、“解”、“換”、“捨”、“擬”という6つの要素(文字)を選んだ。今回は、“革”および、それに繋がる6つの要素について述べていく。

本話より漢字マンダラの各字について、その意味を説明していく。まず今回はマンダラの中心にある「天・地・人」を囲む四文字(変・知・理・道)から話を進めていきたい。

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