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(こちらの記事は、マーケティングホライズン2020年12月号『コロナの炙り絵@LIFE』に記載された内容です。)


推しへの愛


 

2019年は「推し」という言葉と存在が一般的になった。長い間「推し」がいる生活を送っている立場からすると、さらに生きやすくなったような気がする。最初に「生きやすさへの変化」を感じたのは、SMAPが国民的アイドルとしてのぼりつめたときだった。SMAPファンは、お茶の間ファン(コンサートには行くことはなく、テレビでみて楽しむファン、もしくは、満足しているファン)を大幅に増やし、ジャニーズのその他のグループも含めて、祖母、母、娘といった各世代に幅広いファンを発生させた。そして、世の中は彼女たちを「ジャニヲタ」と呼んだ。時に狂った人とラベルをはった。

カテゴリ: 展望
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