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バンドワゴン効果

Last-modified: 2015-08-12 (水) 14:31:12 (293d)
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カテゴリー購買行動・心理
バンドワゴン効果(Bandwagon Effects)

 バンドワゴン効果とは、ある製品・サービスを消費する人が多ければ多いほど、顧客がその製品・サービスによって得る満足・安心感が増加する効果のこと。群集心理における同調現象のひとつ。

 また、流行しているという空気を醸成することによって、その製品・サービスへの支持は一層強くなる。
 アメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタイン(Harvey Leibenstein)の提唱した、消費外部性理論のひとつ。
 勝ち馬効果。

 バンドワゴンとは、行列の先頭の楽隊車のことであり、勝ち馬に乗る・時流に乗る・多勢に与する、といった意味がある。
 バンドワゴン効果の背景には、個人の判断よりも集団の決定に従うという同調現象が影響して、「大多数の人が良いと評価しているものは良いものだ」という判断が為され購買行動に結びつく。
 他者の所有や利用が増え、流行しているという判断がしやすい状況であればあるほど、バンドワゴン効果は発生しやすい。

 製品・サービスの判断基準を自己に求めるのではなく、社会的承認と呼ばれる集団の評価基準によって判断することで安心感を得ていると考えられる。
 これは、イノベーター理論における、マジョリティの購買傾向に顕著にみられる。

 また、バンドワゴン効果は、マスメディアなどによる報道が投票行動に影響を及ぼす、アナウンスメント効果の要因のひとつとして、政治学でも用いられている。
 優勢だと報道された候補者を支持するように世論が移っていく、なだれ現象の例として挙げられる事がある。

 流行やヒット商品への顧客の需要集中はバンドワゴン効果によって生み出されている場合も数多くある。

 例えば、ラーメン屋やパン屋などでは、あえて客席数やレジを少なくすることで、行列を生み出し、注目度や売上を高めている場合もある。行列は、需要が集中している状況が目に見えるものであるため、バンドワゴン効果を生み出す要因となりやすい。

 また、ファッションの流行においては、流行色や流行アイテムをアパレルメーカーや雑誌が一斉に推すなどして、バンドワゴン効果を発生させている。実際に街頭でアイテムを目にする機会も増えるため、更なるバンドワゴン効果が働き、流行を形成しやすい。

 売上No.1やランキングNo.1、満足度No.1といった宣伝文句も、バンドワゴン効果を生み出す要素として宣伝・広告などで活用されている。

 バンドワゴン効果をうまく活用できれば、流行感や大多数が選択しているという安心感を作り出すことが可能である。


⇒同調現象

⇔スノッブ効果

⇒ヴェブレン効果

⇒イノベーター理論

⇒ウィンザー効果